ノースライトに想う
建築の友人から届いたミステリー小説「ノースライト」を読んで
建築家青瀬稔の施主が何故か失踪した信濃追分の家「ノースライト」と
定年になったら住みたいという私の施主が3年余りかけて建てた「鳥羽荘」がダブるからです。
鳥羽荘の施主は失踪ではなく、竣工後間もなく亡くなられてしまったからです。
施主亡き作品の喪失感は、わが人生について回りHPのトップに載せ続けています。
鳥羽荘に想う
建築の友人から届いたミステリー小説「ノースライト」を読んで
停泊するボートがまた空しい
定年前だった施主は私と同世代で、写真にもあるようにボート免許を取り週末に鳥羽湾の魚をご馳走になりました。
当時は伊勢自動車道もまだ開通していなく買ったばかりのSAABで未明に出発、往復8時間を要し鳥羽の現場に通いました。
施主の家族との付き合い、コンペの話、ブルーノタウトの椅子など共感多く、
主人公青瀬が信濃追分に通った愛車シトロエンも私のSAABとかぶります。
寒い潮風の吹く急勾配の屋根の上で、この段積み屋根に1か月ほど頑張ってくれた屋根職に今も感謝!